イタグレは甘えん坊で寂しがりやな性格であることで知られています。そのため、普段から家を留守にする時間が長い人にとっては一人で留守番をさせても平気か心配な人が多いと思います。
実際イタグレは甘えん坊で飼い主への依存心が強いため、留守番が苦手な子が多いです。とはいえ、日常生活において留守番を0にすることはほぼ不可能です。
そこで、この記事では飼い主と犬が安心できる留守番のコツを解説していきます!最初は大変でも徐々に慣れていき、留守番が苦ではなくなるようにしましょう!

大事な要点を押さえて、留守番嫌いから脱却させましょう!
目次
なんで留守番が苦手?

イタグレは一人で過ごしたり留守番をすることが苦手だとよく聞きます。しかし、それはなぜなのでしょうか?
その理由の一つとしてイタグレ特有の性格が挙げられます。イタグレは飼い主に従順で、甘えん坊な性格で知られています。うちのイタグレちゃんもとても甘えん坊で、人がいれば必ずそばに行って遊んだり寝たりしています。普段はこんな甘えん坊な一面がとても愛くるしいのですが、留守番をしてもらうときには少し苦労するかもしれません 、 、 、
そこで徐々に一人でいることに慣れてもらい、少しずつ留守番ができるようにしていきましょう!

うちの子は今でも長時間の留守番が苦手です、、、
留守番に慣れさせる3step
1, 一人でいる時間を作る
まずはケージやサークルなどで1人でいる時間に慣れてもらいましょう。最初は近くでテレビを見たり作業するなどして近くにいる状態から始め、たまに他の部屋に移動するなどして目の見えない場所に移動しましょう。
ここで大事になるのは、もし離れた時に鳴いてきたとしても簡単には戻らないことです。鳴くたびに顔を見せてしまうと、「鳴けば戻ってくる」と勘違いし、ストレスなく留守番することが困難になってしまいます。
そこで、最初は数分から始め、徐々に時間を伸ばしていきましょう。
2, 数分から数時間の留守番に慣れさせる
いきなり長時間の留守番をさせるのは良くないので、最初は1時間以内の留守番に留めておき、徐々に長くしていきましょう。
可能であれば外出時間やその間隔はランダムのほうが良いです。
3,ひとりで快適に過ごせるようにする
ひとりでのお留守番を『嫌なことではない』と認識してもらうことが大切です。そのためにはケージなどを快適に過ごせる空間にしてあげましょう。
トイレや水飲み場はもちろんのこと、お気に入りのおもちゃやベッドを用意してあげるとひとりでも不安になりにくいです。
ただし飲み込んでしまいそうなものや、かじって壊してしまいそうなおもちゃは人がいる時だけ与えるようにしましょう。留守番の時は万が一飲み込んでも害のないものを選んで与えると良いです。
ストレスなく過ごせる空間をつくれば留守番が快適になります。

いきなりではなく、徐々に留守番に慣れていけるようにしましょう〜
こんな時はどうする?
家を出る時に吠える場合どうする?
A, 留守番が苦手な子だと、飼い主が家を出ようとすると鳴くことが多々あると思います。その場合は、鳴いたからといって戻ることなく家を出ることが大切です。鳴くたびに顔を見せてしまうと、「鳴けば戻ってきてくれる」と勘違いしてしまいます。
家を出る時はさりげなく出かけ、必要以上に構いすぎないようにしましょう。
イタグレはどれくらいの時間留守番ができる?
A, 成犬なら4〜6時間、子犬の場合は2〜3時間までに抑えられればベストです。ただ、犬によって留守番が全然平気な子もいれば逆に苦手な子もいます。留守番が苦手な子の場合は、長時間の留守番がストレスになる場合があるので、様子を見ながら判断するようにしましょう。
家を出る前に食事や散歩を済ませた状態にすると、留守番の時に大人しくしていてくれるかもしれないので、ぜひ実践してみてください!
留守番中に吠えてしまう場合は?
一人になると不安になり吠えてしまう、というのもよく聞く留守番に関する悩みの一つです。
まずは吠える原因を探すことが最重要です。外の音や光の刺激などの外的要因が原因であれば、カーテンをつけたり、テレビをつけたままにするなどの工夫ができます。
不安が原因で吠える場合は、留守番の時間を数分から数時間までバラバラにランダムにしましょう。そうすることで、段々と『出かけても必ず帰ってくる』と認識するようになります。ストレスがない環境を作りつつ、出かける際はさりげなく家を出るようにしましょう。

一緒に遊んだり散歩をしてあげてから出かけると、留守番中に大人しくしていたり、寝ていてくれることが多いですよ!
分離不安かもと思ったら
出かける準備を始めるとソワソワする、目が届かないところに行くと吠えたり遠吠えをするなどの行動があると、分離不安の可能性があります。
その場合は短時間の留守番練習を繰り返して慣らしたり、一人を嫌がる原因を探しましょう。それでも改善しない場合は、獣医やドッグトレーナーへ相談するのが良いかもしれません。
まとめ
犬を飼っている以上、留守番をさせなければいけない場面は必ず出てきます。いきなり長時間の留守番をさせるのではなく、短時間から徐々に慣らしていきましょう。一人でも快適に過ごせる環境を作ることで、留守番を「嫌なこと」だと思われないようにしていきましょう!

一人でいてもストレスを感じない『環境づくり』に力を入れましょう!