ついに待ちに待った子犬をお迎えする日!子犬にとっては新しい環境は不安がいっぱいです。そんな中、事前に迎え入れる準備をきちんとするかしないかで子犬の安心感や飼い主との信頼関係に大きく変わります。安心して迎えられるように、必要な準備や初日の過ごし方を知っておきましょう!
目次
犬を迎える当日までにするべき準備

環境を整える
ケージ
ケージはワンちゃんにとって安心できる「お家」のような存在となるため、居心地の良い空間になるよう心がけましょう。中には寝るためのクッション、水飲み場、おもちゃなどを用意しておくようにしましょう。
トイレ
トイレを覚えるまではトイレシートでおしっこをしてくれるとは限りませんが、時間と共に慣れていくものです。トイレシートをそのままおくだけでは、ビリビリに破いて遊んでしまうこともあるため、トイレシートを挟める枠やトレーのようなものを用意すると良いでしょう。
食事
犬の種類やその子の好き嫌いなどによってごはんの種類は異なってきます。ドックフードの種類や量、回数などは、あらかじめブリーダーさんなどに確認しておくと安心です!
電気製品のコード
ケージの近くにコードがあると、どうしても噛んだりして遊んでしまう可能性が出てきます。コードは噛んだりできないように固定してしまったり、手の届かない場所に移動するようにしましょう。その他、犬が誤って飲み込んでしまうと危険なアクセサリーやボタンなどは保管場所に十分気をつけましょう。
必要書類を確認する
ワクチン接種証明書、血統書などを確認しましょう。迎えるワンちゃんがまだ子犬の場合は、ワクチンを接種し終わるまで外を散歩させることができません。後何回ワクチン接種が残っているのか、いつから散歩できるようになるのかは、あらかじめ必ず確認しておきましょう。
いよいよ当日!お迎え時の注意点
移動中は安全を確保する
車内ではキャリーバッグを使用し、できるだけ振動を避けるようにしましょう。体のサイズに対してキャリーバッグが大きかったりすると、中で滑って安定しないことがあるので、クッションを入れるなどして少しでも安定して移動できるように工夫しましょう。
静かな環境を用意する
到着直後は、騒音を避けてリラックスできる雰囲気を作るよう心がけましょう。できるだけストレスがかからないように意識しましょう。
家に到着したら

子犬を専用スペースに案内する
到着したらあらかじめ用意していたケージ(サークル)に連れて行ってあげましょう。まずサークルやクレートを見せて「ここが安心できる場所」と認識させることが大切です。数日はケージから出さず、安静に過ごしてもらうのが一般的です。
迎え入れた子犬が落ち着かない場合は、ケージを自宅内の静かな場所へ移動したりして、落ち着く環境を作ってあげましょう。
水を与える
到着したら水をあげてみましょう。環境の変化で緊張している子犬には無理に食事を与えず、まずは水だけ用意すると良いです。
トイレの位置を教える
以前からトイレシートでおしっこをしていた子であればトイレを早く覚えられるかもしれませんが、最初はうまくいかなくて当たり前です。一度トイレシートですれば、それが習慣になり続くようになります。最初のうちは、おしっこを拭いたものをトイレシートにつけることでおしっこの匂いがつき、その場所でトイレがしやすくなるかもしれません。
初日のコミュニケーション方法
あまり構いすぎない
子犬を迎え入れた初日はあまり構いすぎず、ゆっくりさせてあげましょう。子犬が新しい環境に慣れるまではそっとしておくと良いです。しつけは初日から行い必要は全くなく、十分慣れてきてから行いましょう。
適度にスキンシップをとる
初日は無理にスキンシップをとる必要はありませんが、徐々に仲良くなっていきましょう。抱っこが苦手な子は、無理に抱っこをするのではなく、手を舐めさせてあげるなど簡単なことから行っていきましょう。
まとめ
初めて犬を迎え入れると予想もしないアクシデントが起こることもあります。どんなことが起きても慌てないように、今回紹介したことを最低限行っておくと安心でしょう。子犬が家に慣れるまでには少し時間がかかりますが、飼い主の丁寧な対応が信頼関係を築く第一歩です。初日の体験がこれからの生活を左右するので、この記事を参考に子犬にとって最高のスタートを提供しましょう!

しっかり準備をした上でワンちゃんを迎えてあげよう!