はがねタイプ統一パーティで使うために育成したエアームドの紹介記事です。
伝説ありなしどちらのルールでも先発要員としてはがねタイプ統一パーティを支えてくれました。
育成したポケモンの中でもお気に入りの個体です。
そんなエアームドを紹介していきます。
こちらの記事でこのエアームドを使っていたパーティを紹介しています。
詳細

性格:ようき (素早さ↑特攻↓)
特性:くだけるよろい
持ち物:きあいのタスキ
努力値:攻撃:252 / 素早さ:252 / 特防:4
実数値:HP:140 / 攻撃:132 / 防御:160 / 特防:91 / 素早さ:122
技:がんせきふうじ / ブレイブバード / ステルスロック / ふきとばし
役割
このエアームドは先発要員として育成しました。
余裕がある対面であればステルスロックを撒き、削りを入れたい対面であれば攻撃をします。
積みポケモンと対面した場合であっても「ふきとばし」で能力上昇を無効化できます。
もちものと特性が不思議なことになっていますが、すべてエースバーンのせいです。
次の項目で詳細を説明していきます。
もちものと特性とエースバーン対策
このエアームドの最大の特徴は特性が「くだけるよろい」でもちものが「きあいのタスキ」であることです。
エアームドには他の特性に「がんじょう」があり、「きあいのタスキ」を持たせなくても相手の攻撃を1度耐えることが可能です。
しかし、このエアームドには貴重な「きあいのタスキ」を持たせて運用しています。
その理由は前述の通りはがねタイプ統一パーティの天敵であるキョダイマックスエースバーン対策です。
キョダイマックスエースバーンの使うほのお技であるキョダイカキュウは特性を無視してダメージを与える効果があります。
このため「がんじょう」でキョダイカキュウを耐えることができません。
「きあいのタスキ」を持たせていれば、キョダイカキュウであっても1度だけ攻撃を耐えることが可能となります。
ほかのポケモンに「きあいのタスキ」を持たせても相手のキョダイカキュウを1度耐えることは可能です。
しかし、先発でエースバーンときあいのタスキ持ちのエアームドが対面した際に有利に動けることが多かったため「きあいのタスキ」をエアームドに持たせています。
エースバーンとエアームドが対面した際、相手視点ではエアームドが「きあいのタスキ」を持っているとは考えにくいため、エースバーンをダイマックスさせキョダイカキュウを使えば、エアームドに行動されずに倒せるように見えます。
特にステルスロックを撒かれたくない場合などにはエースバーンをダイマックスさせる選択を取りたくなるはずです。
実際には「きあいのタスキ」を持っているため、エースバーンの技であれば1度は耐えることが可能です。
ステルスロックを撒いておきたい対面であればステルスロックを使用し、エースバーンにダメージを与えておきたい場合や素早さを下げておきたい場合にはがんせきふうじを使います。
エースバーンのほとんどは物理アタッカーであるため、攻撃を受けると「くだけるよろい」が発動し、防御が1段階下がり、素早さが2段階上がります。
これでエースバーンよりも早く行動することができるようになります。
2ターン目もやっておきたい仕事をしますが、エースバーンがダイナックルで攻撃のランクを上げるのを阻止したい際にはブレイブバードの反動ダメージで自主退場することも可能です。
このようにエアームドが先発でエースバーンと対面しても、多くの場合で2ターン行動することができ、相手がダイマックスを使ってくれれば2ターン消費させることができます。
努力値
攻撃と素早さに極振りしてます。
防御の種族値は高いですが、「くだけるよろい」の悪い面である防御ランクのダウンのため物理攻撃を2回耐えることは少ないです。
また特殊耐久はそもそも高くないため、特殊攻撃も2回耐えることが少ないです。
少しでも行動可能性を上げるための素早さと少しでも与ダメージを上げるための攻撃に努力値を割いています。
物理アタッカーと対面した場合には「くだけるよろい」が発動し、ほとんどの場合で2回行動することができます。
特殊アタッカーと対面すると「くだけるよろい」が発動しないので、素早さが上昇せず1回しか行動できないことも多々あります。
与ダメージ
エースバーンとウーラオスについてダメージ計算結果を載せておきます。
対エースバーン
ほのおタイプとかくとうタイプで計算します。
かくとうタイプはダイマックス後にダイナックルと使われた想定です。
エースバーンは耐久無振り想定です。
がんせきふうじ
ほのおタイプ時:41.2~49.0%
ダイマックス時:20.6~24.5%
かくとうタイプ時:10.3~12.2%
ダイマックス時:5.1~6.1%
ブレイブバード
ほのおタイプ時:60.6~72.2%
ダイマックス時:30.3~36.1%
かくとうタイプ時:121.2~144.5%
ダイマックス時:60.6~72.2%
ダイマックスされると倒すすべがありませんが、ある程度の仕事は可能です。
ダイマックスされなければ、エースバーンのタイプによっては倒すことが可能です。
対悪ウーラオス
悪ウーラオスとは先発で対面する機会が多いように感じたので計算しておきます。
エースバーンと違い相手は初手でダイマックスする必要がないので、非ダイマックス状態のみの計算です。
相手のウーラオスが耐久無振りの想定です。
がんせきふうじ
7.4~8.5%
ブレイブバード
86.8~102.8%
エアームドが悪ウーラオスに1撃で倒されることはないので、がんせきふうじが安定しているように感じます。
ブレイブバードを使えば1撃で倒せる可能性もありますが、交代されるなどしてきあいのタスキを潰してしまうこともありました。
相手が耐久に努力値を振っている場合、がんせきふうじ+ブレイブバードでも倒しきれないことがあります。
育成した個体は性格補正を素早さにかけていますが、攻撃にかけてもいいかもしれないと思ってます。
水ウーラオスのすいりゅうれんだは特性の防御ダウンのために耐えないことがあります。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
先発要員として十分に仕事ができ、相手の意表をつける面白い個体です。
ぜひ参考にしてください。
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