これからポケモン対戦を始めたい詳しいことは分からない!
ポケモンの厳選って何?
ポケモンの育成って何のためにしているの?
という方に向けて、ポケモンの厳選と育成の目的について説明していきます。
具体的な手順は別記事を用意する予定です。
この記事では、ポケモン対戦のために厳選・育成することを前提としていますのでご了承ください。
厳選・育成はポケモンを自分の理想に近づける作業
厳選と育成は対戦で使うポケモンを自分の理想の状態に近づける作業です。
理想の状態とは、言い換えると育てたポケモンが使いたい(性能を持った)ポケモンであることと対戦で強いことになります。
使いたいポケモン、対戦で強いポケモンを用意するために厳選・育成で確認するべき点を紹介していきます。
【厳選】ポケモンを用意する段階
厳選はポケモンを用意する段階のことです。
使いたいポケモンを用意すれば、使いたいポケモンであることは当然と思われますよね。
しかし、十分確認しておかないと育て終わったポケモンが予定と違う…といったことも起こります。
後から変更できる点とできない点がありますのでそれぞれ説明していきます。
後から変更できない点
後から変更できない、ポケモンが持つ先天的な特徴です。
最低限のポイントを抑えておかないと予定と違ったポケモンに育ってしまうかもしれません。
すがた、性別、個体値、ボール、色違い・証の5点を説明していきます。
すがた
同じ名前のポケモンであってもすがたが異なるものが存在します。
有名な例ではリージョンフォーム(地域による姿の異なるポケモン)があります。
2022年発売予定のPokémon LEGENDS アルセウスの舞台、ヒスイ地方にもリージョンフォームのポケモンが登場するようです。
また、ルガルガンのように進化する時間です姿が異なるポケモンもいます。
性別
ポケモンによっては性別によって特徴が異なるものがいます。
例えば、イエッサンは性別で覚える技が違います。
また、ニャオニクスでは性別によって特性が異なります。
覚える技や特性は対戦において重要な要素となりますので、ポケモンによっては性別を確認しておく必要があります。
また、ビークイーンやエンニュートのようにメスのみが進化するポケモンも存在するので注意が必要です。
個体値
個体値とは、ポケモンの個体ごとに決まっている基本的には変更できない数値です。
対戦において重要な実数値 (攻撃や防御などの数値)に影響を与える要素のひとつです。
たまごから孵る、捕まえるなどした段階で固定されます。
ポケモン育成の話の中で使われる厳選とは、個体値が高いポケモンを捕まえる・孵化させる作業を指している場合が多いです。
基本的には固定のものですが、おうかんというアイテムを使って上昇させることは可能です。
ただしおうかん自体の入手難度が高めなこととおうかんの使用のためにはポケモンを100レベルにする必要があるため頻繁に利用できるものではありません。
個体値は高いに越したことはありませんが、最初のうちは気にしすぎる必要はないのではないかと思ってます。
ボール
ポケモンの強さには関係のないポイントですが、ポケモンを捕まえたボールも後から変更できません。
たまごから孵ったポケモンは親のボールを遺伝します。
ボールからでてくる際のエフェクトがボールによって異なるので、気にする人は気にしています。
色違い・証
珍しいポケモンの象徴でもある色違いやソード・シールドから登場した証も後から変更できないポイントです。
こちらも基本的には対戦の結果に影響しないものです。
色違いのポケモンは登場する際に追加のエフェクトがあるため、通常のポケモンより登場に時間がかかります。
対戦上級者の中には、この時間を利用してTOD (時間切れ勝ち)を狙う方もいるそうです。
普通に対戦していたら誤差の世界です。
変更できる点
ここからは後から変更できる点を紹介していきます。
変更できる点といっても、頻繁に入手できないアイテムが必要であったり、手順が煩雑なことがあります。
重要な点については育てる前に確認しておくべきです。
特性と性格の2点について説明していきます。
特性
基本的にはたまごから孵る、捕まえるなどした段階で決まっているものです。
ポケモンによっては複数の特性が存在する種類もいるので、自分が対戦で使いたい特性のポケモンを用意する必要があります。
特性は通常特性と隠れ特性 (夢特性)があります。
どの特性にでもアイテムを使って変更は可能です。
しかし入手難度が比較的高めのアイテムなので基本的には変更できないものとして厳選するべきです。
孵化厳選する場合、隠れ特性を持った個体は隠れ特性の親からしか生まれないので注意してください。
性格
性格は実数値に影響を与える要素のひとつです。
性格ごとに実数値に上がりやすい項目、上がりにくい項目が決まっています。
以前は変更できなかったため、捕まえたり、たまごから孵す段階で厳選する必要がありました。
現在ではミントというアイテムを使うことで簡単に変更できます。
ミントの入手難度も高くないのでポケモンを用意する段階で性格を気にする必要はありません。
【育成】ポケモンを育てる段階
ここまで厳選(ポケモンを用意する段階)で確認するべき点を確認してきました。
ここからは厳選したポケモンを自分の理想に近づけるために行う育成の内容を説明していきます。
努力値と技の2点について説明していきます。
努力値
努力値はポケモンの実数値に影響を与える要素のひとつで、対戦においては重要なポイントです。
努力値は1匹あたり最大510までを6つの項目(HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さ)に割り振ります。
1つの項目に最大242まで割り振れるため、2つの項目に最大まで努力値を割り振ることができます。
どの項目にいくらの努力値を割り振ったかが実数値に影響するため、同じポケモンでも育て方によって差が生まれるのです。
始めは難しく考え過ぎず、2つの項目に振り切るのがいいと思います。
努力値はポケモンの種類ごとに倒した際にもらえる値と割り振られる項目が決まっています。
そのため以前の努力値振りと言えば、同じポケモンを何度も倒す、という作業が一般的でした。
ソード・シールドではアイテムを使用すれば努力値を割り振ることができます。
アイテムを使用すれば時間もかからず、作業内容も楽です。
育成をしている感覚は少ないかもしれませんが、時間がないけど自分で育成したポケモンで対戦がしたい方にはアイテムを使用した育成をおすすめします。
またアイテムの購入にはゲーム内でお金が必要です。
お金を稼ぐためにも作業が必要ですが、リーグを自動で周回することでお金を貯める方法も紹介していますので参考にしてください。
技
対戦で使いたい技を覚えさせます。
技を覚えさせるためには、レベルをあげる、技マシン・技レコードを使うことが基本的な方法になります。
レベルで覚える技を覚えさせたい場合はレベルを上げる必要があります。
レベル上げもふしぎなアメやけいけんちアメといったアイテムの使用が可能ですが、持っていない場合には野生のポケモンと対戦させるなど作業が必要になります。
技レコードはダイマックス巣穴での対戦の報酬やワットでの購入が必要です。
必要な技レコードを持っていない場合には、多少の作業が必要です。
この他にも人から教えてもらう教え技やたまご技 (遺伝技)といった方法もあります。
たまご技についてはポケモンを用意する段階で考えておくべき。
ただし、ソード・シールドから捕まえたポケモンやすでにたまごから孵ったポケモンにもたまご技を教えることができるようになりました。
余計に手間はかかりますが、たまご技を覚えさせ忘れても、もう1度厳選からやり直す必要はありません。
まとめ
ここまでポケモンの厳選・育成の目的の紹介として、ポケモンを自分の理想に近づけるための手段とその際に注意するべき点を紹介してきました。
ポケモンの厳選・育成の全体の流れを掴んでもらえたでしょうか?
この記事がポケモン対戦を始めるきっかけになれば幸いです。
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