簿記1級取得の意味は?非会計系職種の会社員が簿記1級を受験する理由

簿記

簿記1級を受験するかどうか考えているとネットで簿記1級の必要性が論じられているのを見かけます。

簿記1級の取得に意味があるのか?


様々な意見を見ることができますが、筆者は簿記1級の内容を学習することには利益があるという考えで勉強を始めました。


この記事では筆者がこのように考えた2つの理由を紹介します。

簿記の知識が仕事にも役に立つ

1つ目は簿記の知識が仕事にも役に立つです。

これまで3級、2級と学習を進めたことでそれまで知らなかった会計用語の意味や考え方を理解できるようになりました

用語の意味がわかるだけで仕事中にする話の理解度が大きく上がります

会計用語なんか仕事中に使わないと思われる方も様々な場面で会計と関わっているはずです。

・財務諸表の読み方
・固定資産の減価償却について
・原価計算の考え方

筆者も非経理職種のため、日々会計用語を扱うことはありませんが、上記の簿記を通じて得た知識は仕事で役に立っています。

このような簿記を通じて得ることができる知識は知っているべきであるけど習う機会がない内容だと考えています。

簿記の学習により体系的に会計を学ぶことで仕事に役立つ知識・考え方を得ることができます。


簿記1級は会計理論までが試験範囲となります。

学習することでさらに簿記・会計を本質的に理解できると考えました。


また簿記2級の内容を復習したいという考えもありました。

先程までは簿記2級を学習したことで多くの場面で役立つ知識を得ることができたと書きましたが、所々で勉強をしたことは覚えているけど思い出せない内容や理解できていない内容もありました。

理由としては、独学で勉強したため試験に受かるための勉強になっていたからだと考察しています。
こちらの記事で2級を独学する問題点を紹介しています。

簿記1級は2級の内容を理解していなければ合格できない試験ですので、1級を学習する中で理解が不足している点についても確認できると考えました。

管理会計の勉強をしたかった

2点目の理由は管理会計の勉強ができると考えたことです。

会計は財務会計と管理会計に分類されます。

財務会計は社外に向けた会計のことで有価証券報告書などの作成のために必要な会計技法です。

一方、管理会計とは社内に向けた会計のことです。

簿記2級の範囲であった原価計算の差異分析など意思決定に関わる会計が管理会計です。


簿記2級を勉強したときから原価計算を面白く感じ、管理会計をさらに勉強したいと考えていました。

管理会計についての本なども読んでみましたが、初めて学習する内容であったため効率が悪く感じていました。

ある程度、体系立てて管理会計を学ぶ手段として考えついたのが、以下の2つです。

資格の勉強
・会計大学院などでの学習


会計大学院については時間的・金銭的問題があり、難しいことが考えついたときから分かっていたので、資格の勉強を通じての学習を手段に考えました。

会計系の資格として思いついたのが、以下の4つでした。

・公認会計士
・USCPA(米国公認会計士)
・税理士
・簿記1級


このうち管理会計を学ぶという目的に合いそうなものが公認会計士と簿記1級でした。

勉強期間と難易度から考えて簿記1級を学習することにしました。


除外した2つについて、USCPAでは管理会計が範囲に入っていますが、内容は濃くないようです。

税理士試験では管理会計は範囲に入っていないようです。

このように管理会計が試験範囲に入っている資格試験というものは意外と多くないようです。

その内容を学ぶことができるという点でも簿記1級を学習することには意味があると感じました。

資格としての簿記1級

ここまで簿記1級を学ぶ理由を紹介してきましたが、簿記1級という資格を持つということの利点については一切触れてきませんでした。

触れてこなかったのは、資格を持っていることでの利点は多くないと考えているためです。

利点が多くないのは、あくまで筆者のような非会計職種であって、会計職種の方であれば昇格・昇給のような明らかなメリットがあるかもしれません。

しかし、非会計職種の方で簿記1級を持っているからと言って、明らかなメリットが得られるのは稀ではないかと思います。

資格としての簿記1級を取ったから何かが起こる、という考えではなく、簿記1級を通じて得た学びが自分のためになると考えて勉強を始めました。

まとめ

ここまで簿記1級を受験することに決めた理由と資格しての簿記1級に対する考えを紹介してきました。

1点目は簿記の知識が仕事にも役立つ

簿記を通じて学べる内容は知っているべきだけど学ぶ機会がない内容です。

これらを知っていることで意外と仕事の中で耳にする会計用語の意味が理解でき、仕事に対する理解度も上がります。


2点目は管理会計の勉強をしたかった

管理会計は会社が意思決定をするために使われる会計技法です。

この考え方を身に着けておくことは公私ともに役に立ちます。

そんな管理会計ですが、学ぶことができる資格試験は意外と多くありません

受験勉強を通じて管理会計を学ぶことができるのは、簿記1級の大きな魅力です。


資格としての簿記1級

非会計職種であれば、簿記1級を取ったことで得られるメリットは少ないと考えています。

取得後すぐに何かが変わるということは望んでいません。

あくまで、簿記1級を通じて得られた学びを今後の仕事・私生活に活かしていきたいという考えです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

簿記1級を勉強するか迷っている方の参考になれば幸いです。

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